GLOSSARY不動産用語集
契約書に出てくる言葉、ぜんぶ説明します。
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「敷引きって何?」「重説と契約って違うの?」
分からないまま署名するのがいちばん怖いことです。ご契約の前に、ここで確認しておいてください。載っていない言葉は、遠慮なく聞いてください。
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あ行
- 頭金ATAMAKIN
- 物件の購入価格のうち、住宅ローンを使わずに自己資金で支払う部分。頭金が多いほど借入額が減り、総支払額と毎月の返済額が下がります。近年は頭金ゼロで組めるローンもありますが、諸費用(価格の6〜9%程度)は現金で必要になるのが一般的です。
- 一般媒介契約IPPAN
- 売却を依頼する際の契約形態のひとつ。複数の不動産会社に同時に依頼でき、自分で買主を見つけることもできます。自由度は高い一方、各社の販売活動が手薄になりやすい面もあります。
- 印紙税INSHI-ZEI
- 不動産の売買契約書やローンの契約書に貼る収入印紙にかかる税金。契約金額に応じて決まり、たとえば1,000万円超5,000万円以下の売買契約なら軽減措置適用で1万円です。
- 内法(うちのり)面積UCHINORI
- 壁の内側で測った面積。マンションの登記簿はこの内法面積で記載されます。パンフレットで使われる壁芯(へきしん)面積より数㎡小さくなるため、住宅ローン控除の面積要件を判断する際は注意が必要です。
- 上物(うわもの)UWAMONO
- 土地の上に建っている建物のこと。「上物あり」は建物付きの土地、「上物なし(更地)」は建物がない土地を指します。
- オートロックAUTO LOCK
- 共用エントランスが自動施錠される設備。防犯性が上がる一方、宅配や来客の対応にひと手間かかります。1階の住戸ではベランダ側からの侵入リスクは変わらない点に注意が必要です。
か行
- 買取(かいとり)KAITORI
- 不動産会社が直接、売主から物件を買い取ること。仲介と違って買主を探す期間が不要なため短期間で現金化でき、内見対応や契約不適合責任の負担も軽くなります。ただし価格は仲介での相場より1〜3割ほど低くなるのが一般的です。
- 瑕疵(かし)/契約不適合責任KASHI
- 引き渡された物件が契約内容と異なっていた場合に、売主が負う責任のこと。2020年の民法改正で「瑕疵担保責任」から「契約不適合責任」に改められ、買主は修補・代金減額・損害賠償・解除を請求できるようになりました。
- 管理費・共益費KANRIHI
- 共用部分の清掃、エレベーターの保守、共用灯の電気代などにあてる費用。賃貸では家賃と別に毎月支払い、分譲マンションでは修繕積立金と合わせて負担します。家賃比較の際は「家賃+管理費」の総額で見るのが正解です。
- 元利均等返済GANRI-KINTO
- 住宅ローンの返済方式のひとつで、毎月の返済額(元金+利息)が一定になるもの。返済計画が立てやすい反面、元金均等返済より総返済額は多くなります。日本では最も一般的な方式です。
- 旧耐震・新耐震TAISHIN
- 1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物が「新耐震基準」。震度6強〜7程度でも倒壊しないことを目標としています。中古物件を検討する際は、築年数ではなく建築確認日で判断してください。
- 建ぺい率KENPEIRITSU
- 敷地面積に対する建築面積(真上から見た面積)の割合の上限。用途地域ごとに定められ、これを超えて建てることはできません。既存の建物が超えている場合は「既存不適格」となり、建て替え時に同じ大きさで再建できないことがあります。
- 更新料KOSHINRYO
- 賃貸借契約を更新する際に、借主が貸主へ支払う費用。関西では設定されていない物件が多く、首都圏より負担が軽い傾向があります。契約前に有無と金額を必ず確認してください。
- 固定資産税KOTEI-SHISANZEI
- 毎年1月1日時点の所有者に課される市町村税。売買では引渡し日を基準に日割りで精算するのが一般的です。マンションでは土地の持分にも課税されます。
さ行
- 更地(さらち)SARACHI
- 建物がなく、借地権などの権利も付いていない土地。すぐに建築できる状態のため売却しやすい反面、住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がる点には注意が必要です。
- 敷金SHIKIKIN
- 賃貸契約時に貸主へ預けるお金。家賃の滞納や、借主の過失による損傷の修繕にあてられ、残額は退去時に返還されます。通常の使用による経年劣化の分は差し引かれません。
- 敷引きSHIKIBIKI
- 関西特有の慣習で、敷金のうち一定額を退去時に返還しないことをあらかじめ決めておくもの。「敷引○ヶ月」と表示されます。契約書に明記されていれば有効ですが、金額が高すぎる場合は無効とされた判例もあります。
- 実質利回りNET YIELD
- 投資用物件の収益性を示す指標。年間家賃収入から管理費・修繕費・固定資産税などの経費を引いた額を、物件価格で割って算出します。経費を引かない「表面利回り」より実態に近い数字です。
- 重要事項説明(重説)JUSETSU
- 契約の前に、宅地建物取引士が書面を交付して行う説明。物件の権利関係、法令上の制限、インフラ、契約解除の条件などが記載されます。オンラインで行う「IT重説」も賃貸・売買ともに認められています。
- 修繕積立金SHUZEN-TSUMITATEKIN
- 分譲マンションで、十数年ごとの大規模修繕に備えて毎月積み立てる費用。築年数の経過とともに値上げされるのが一般的です。中古購入時は積立金の総額(管理組合の残高)も必ず確認してください。
- 心理的瑕疵SHINRITEKI-KASHI
- 過去に事件・事故・自殺などがあったなど、心理的な抵抗を感じる事情のこと。国土交通省のガイドラインにより、賃貸では原則として事案発生からおおむね3年間、売買では期間を問わず告知が必要とされています。
- 専任媒介契約SENNIN
- 売却を1社にのみ依頼する契約形態。自分で買主を見つけた場合は直接契約できます。不動産会社には2週間に1回以上の報告義務とレインズへの登録義務があり、販売活動に力が入りやすい形態です。
- 専属専任媒介契約SENZOKU-SENNIN
- 専任媒介よりさらに拘束が強く、自分で買主を見つけた場合も依頼した会社を通す必要があります。その分、報告義務は1週間に1回以上、レインズ登録は5日以内と厳しくなります。
た行
- 宅地建物取引士TAKKEN-SHI
- 不動産取引の国家資格者。重要事項説明、重要事項説明書への記名、契約書への記名は宅建士にしかできません。事務所には従業者5人につき1人以上の設置が義務づけられています。
- 建物状況調査(インスペクション)INSPECTION
- 専門家が建物の劣化や不具合を目視などで調査すること。中古住宅の売買では、仲介業者が調査業者をあっせんできるかどうかを説明する義務があります。購入前の不安を減らす有効な手段です。
- 短期解約違約金TANKI-KAIYAKU
- 入居から1年以内など、短期間で解約した場合に発生する違約金。家賃1〜2ヶ月分が一般的です。敷金・礼金ゼロの物件に設定されていることが多いため、契約前に必ず確認してください。
- 仲介手数料CHUKAI-TESURYO
- 不動産会社に支払う成功報酬。賃貸は家賃の1ヶ月分+消費税が上限、売買は「売買価格×3%+6万円+消費税」(400万円超の場合)が上限です。あくまで上限であり、値引きは違法ではありません。
- 定期借家契約TEIKI-SHAKUYA
- 契約期間が満了すると更新されず、確定的に終了する賃貸借契約。相場より家賃が安く設定されることが多い一方、住み続けられる保証はありません。転勤中の持ち家を貸すケースなどで使われます。
- 手付金TETSUKEKIN
- 売買契約の締結時に買主が売主へ支払うお金。相手が履行に着手する前であれば、買主は手付金を放棄、売主は倍額を返すことで契約を解除できます(解約手付)。売買代金の5〜10%が目安です。
- 抵当権TEITOKEN
- 住宅ローンを借りる際に、金融機関が土地・建物に設定する担保権。返済できなくなった場合、競売にかけて回収されます。売却時にはローンを完済して抵当権を抹消する必要があります。
- 電子契約DENSHI-KEIYAKU
- 書面ではなく電磁的方法で契約を締結すること。2022年5月の宅建業法改正により、賃貸・売買ともに契約書の電子交付が可能になりました。印紙税が不要になるメリットもあります。
- 徒歩○分TOHO
- 不動産広告では「道路距離80mにつき1分」で計算するルールになっています(端数は切り上げ)。信号待ち、坂道、踏切の待ち時間は含まれないため、実際の所要時間は表示より長くなることがあります。
な行
- 内見(ないけん)NAIKEN
- 実際に物件を見学すること。図面や写真では分からない日当たり、におい、生活音、収納の使い勝手を確認できます。当社ではビデオ通話をつないで現地をご案内する「オンライン内見」にも対応しています。
- 入居審査NYUKYO-SHINSA
- 借主に家賃の支払能力があるかを確認する手続き。勤務先、年収、勤続年数、連帯保証人または保証会社の可否などが見られます。目安は「家賃が月収の3分の1以内」ですが、貯蓄や親族の協力で通ることもあります。
は行
- 媒介契約BAIKAI-KEIYAKU
- 不動産の売買や賃貸の仲介を依頼する際に、不動産会社と結ぶ契約。一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3種類があり、それぞれ拘束力と報告義務が異なります。
- ハザードマップHAZARD MAP
- 洪水・土砂災害・津波などの被害想定を示した地図。2020年8月から、重要事項説明で水害ハザードマップにおける物件の所在地を説明することが義務化されました。淀川区は淀川に近いため、必ず確認しておきたい項目です。
- 日割家賃HIWARI-YACHIN
- 入居月の家賃を、実際に住む日数で按分したもの。月の途中から入居する場合に発生します。計算の基準日数(30日固定か、その月の実日数か)は契約により異なります。
- フリーレントFREE RENT
- 入居後の一定期間、家賃が無料になる条件。1〜2ヶ月が一般的です。初期費用を大きく下げられますが、短期解約違約金とセットになっていることが多いため、条件をよく確認してください。
- 分譲賃貸BUNJO-CHINTAI
- 分譲マンションとして販売された住戸を、オーナーが賃貸に出しているもの。設備のグレードや遮音性能が賃貸専用物件より高い傾向があります。その分、家賃はやや高めです。
- 壁芯(へきしん)面積HEKISHIN
- 壁の中心線で測った面積。マンションのパンフレットや広告で使われます。登記簿の内法面積より大きくなるため、住宅ローン控除の50㎡要件などを判断する際は登記簿の数字で確認してください。
- 保証会社HOSHO-GAISHA
- 連帯保証人の代わりに家賃を保証する会社。初回に家賃の30〜100%、以降は年1万円程度または月額の1〜2%を支払うのが一般的です。現在は保証会社の利用が必須という物件が大半です。
ま行
- 前家賃MAE-YACHIN
- 入居する月の翌月分の家賃を、契約時にあらかじめ支払うもの。初期費用の内訳に含まれます。日割家賃と前家賃の両方を求められるケースが多いため、初期費用の見積りでは見落とさないよう注意してください。
- 間取り図の記号MADORI
- L=リビング、D=ダイニング、K=キッチン、S=サービスルーム(採光基準を満たさない納戸)、WIC=ウォークインクローゼット、SIC=シューズインクローゼット、UB=ユニットバス、CL=クローゼット。
や・ら・わ行
- 容積率YOSEKIRITSU
- 敷地面積に対する延べ床面積の割合の上限。建ぺい率とあわせて、その土地にどれくらいの規模の建物を建てられるかが決まります。前面道路の幅によって制限を受けることもあります。
- リノベーション/リフォームRENOVATION
- リフォームは 劣化した部分を元の状態に戻す原状回復、リノベーションは間取り変更や性能向上を伴う刷新、という使い分けが一般的です。中古+リノベは、新築より総額を抑えられる選択肢として広がっています。
- レインズ(REINS)REINS
- 国土交通大臣が指定した不動産流通機構が運営する、不動産会社間の物件情報ネットワーク。宅建業の免許を持つ会社であれば大手・個人店を問わず利用でき、専任媒介・専属専任媒介では登録が義務づけられています。当社は近畿圏不動産流通機構の会員です。
- 礼金REIKIN
- 契約時に貸主へ支払う、返還されないお金。関西では敷引きと組み合わされることもあります。近年は礼金ゼロの物件が増えており、初期費用を抑える最大のポイントです。
- 連帯保証人RENTAI-HOSHONIN
- 借主と同等の支払義務を負う保証人。近年は保証会社の利用が主流となり、連帯保証人を立てずに契約できる物件が大半です。
- 路線価ROSENKA
- 相続税や贈与税の算定に使う、道路に面した土地1㎡あたりの評価額。国税庁が毎年7月に公表します。実勢価格のおおむね8割程度が目安とされます。
英字
- IT重説IT-JUSETSU
- ビデオ通話などを使って行う重要事項説明。2017年に賃貸で、2021年に売買でも本格運用が始まりました。遠方にお住まいの方が来店せずに契約を完了できます。
- LDK / DK の広さの基準LDK
- 公正競争規約により、居室1部屋の場合はDKが4.5畳以上、LDKが8畳以上。居室2部屋以上ならDKが6畳以上、LDKが10畳以上と定められています。この基準を満たさないものは「K」と表示されます。
- RC造・SRC造・木造STRUCTURE
- RC=鉄筋コンクリート造、SRC=鉄骨鉄筋コンクリート造、S=鉄骨造、W=木造。遮音性はSRC・RCが高く、木造は生活音が伝わりやすい傾向があります。一方で木造は家賃が抑えられ、湿気がこもりにくいという利点もあります。
- SOHO可SOHO
- 住居として借りながら、事務所としても使用できる物件。法人登記の可否は物件ごとに異なるため、必要な場合は事前に確認が必要です。
分からない言葉が出てきたら、その場で聞いてください。
「こんなことを聞いたら恥ずかしい」ということは、ひとつもありません。
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条件が固まっていなくても大丈夫です。予算だけ、エリアだけ、引っ越したい月だけ。分かっているところから教えてください。